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八王寺(はちおうじ)は兵庫県神戸市兵庫区羽坂通にある曹洞宗の仏教寺院。 == 歴史 == 開山覚巌和尚が明石の晴雲寺からたびたび兵庫に来て、「文才縦横、手は覚巌、坐禅も少々可也、こんな雲水一匹要らんか」という幟をかかげて托鉢。 * 天保10年(1839)、能福寺所有の八王子社の一隅を借りて草庵を営み、般若林と称し、雲水を薫育した。 * 慶応3年(1867年)12月、兵庫随一の巨商北風家の別家、喜多二平翁の寄進により、山田村(北区山田町原野)の成道寺末寺・無住の福昌寺を移すという形で建立し、福昌寺と称した。 * 2世柏巖の代に宗風興振し、明治元年(1868年)には有栖川宮家の祈願所となる。 * 大正9年(1920年)火災により国宝普賢菩薩・文殊菩薩及び本尊千手観音像を失う。 * 大正13年(1924年)大和法隆寺の中宮寺より、大楠公守本尊十一面観世音像を請じて札所の本尊とした。戦災前までは、平野の祥福寺とともに禅林の大道場として知られていた。 * 昭和20年(1945年)3月、戦火に遭い、本尊及び諸堂が灰燼に帰した。 * 昭和27年(1952年)福昌寺を八王寺と改める。 * 昭和33年(1958年)5月再建し、九善石油(現コスモ石油)の和田完二社長・まき子夫婦秘蔵の「十一面観世音菩薩尊像」を勧請して本尊とした。 * 昭和56年(1981年)11月、パゴダ風仏舎利塔建立。 * 昭和44年(1969年)1月、青少年教化研修センター般若林道場を開設、後建替え、通称〝剣道のお寺〟として親しまれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八王寺 (神戸市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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